ポケモンの分類方法について


仕事中になんとなく思い浮かんだことを書きなぐりました。時間を無為に使いたい人は是非読んでってください。

 

〈きっかけ〉

 仕事中、いつものようにデッキ構築を考えていたときのことです。

『ガラルニャイキングってなんだ?ガラルじゃないニャイキングが別にいるのか?そもそもニャースの進化形ならニャイキングじゃなくてペルシアンって名前じゃないのか……?』

 

 

ポケモン世界の種の見分け方〉

 ニャイキングは分岐進化的な物だと思いますが、要は『ポケモン世界においてポケモンの名前を決めるとき、種類を区別する基準はなんなのか』が気になってきたわけです。どこまでが同種、どこからが別種なのか、それをどうやって判別して命名したのかというお話です。

 この記事でいう『別種』とは、図鑑に登録される名前が同一であるポケモンのことを言います。

f:id:Psychicer:20200529162746j:image

 例として4種類の見た目とタイプの異なる『ニャース』を用意しました。嘘です。カロスのやつだけ『ニャスパー』です。今回の記事はこいつらに『ニャース』と『ニャスパー』という別々の名前をつけた人々が、一体どのようにしてこいつらを別種であると突き止めたのか、といった内容です。

 

〈見た目の違い〉

 まずはこちらをご覧ください。

f:id:Psychicer:20200529171629j:image

 見た目が大きく異なる2種類の『ニャース』、見た目のよく似た別種である『カラサリス』と『マユルド』。何も知らないポケモン世界の人が見たら、普通は上を別種扱い、下を同種扱いしそうです。つまり、ポケモン世界には見た目によらない判別方法がある可能性が高いです。

 

〈現実世界の種の分類〉

 

 アプローチを変えましょう。我々はポケモン世界の住人ではないので、見た目以外の情報を得ることが難しいです。なので、現実世界で種を分類している方法をポケモン世界でも再現できるか否かを考えていきます。

 現実世界で生物の種の定義は、『生殖的隔離がされていない個体群』です。ざっくりいえば、交配して子供ができ、その子供がさらに子孫を残していけるようであれば、それは同種とされます。残念ながら、ポケモン達はタマゴグループが同じであれば別種でも交雑ができるので、この基準は使えません。

 

〈タマゴの産まれやすさの違い〉

 ゲームで預かり屋にポケモンを預けるとき、別種どうしでポケモンを預けた場合、タマゴが見付かりにくいという仕様があります。これがそのままポケモン世界に反映されているとすれば、『タマゴが見つかりやすいポケモン同士が同種である』という判別に使うことができそうです。え?性別不明や未発見グループのポケモンはどうやって分類するのかって?そりゃあお前………

 

〈結論〉

 化石の遺伝子情報からポケモンを復元できるような世界ですからね。ポケモン世界の遺伝子技術があれば、ポケモンの遺伝子情報から同種か否かを判別することは容易でしょう。多分オーキドあたりが全ポケモンのゲノムデータを持ってて、新種が見つかる度に『こいつは新種だから図鑑登録、こいつは見た目新種っぽいけどニャースと同じ遺伝子持ってるからニャース』みたいな感じで仕分けてるんだと思います。

 

 ここまで読んでいただきありがとうございました。またなんか思い付いたら書きますのでよろしくお願いします。