only1battle -12th-
性懲りもなく特殊ルールの大会に参加してきました。レベル1、努力値振りなし、ダイマックスレベル0という縛りのダブルバトル大会です。
〈考察〉
レベル1バトルは何度か経験していますが、このルールでは実数値に差がない分、技火力が物を言います。また、ダメージ計算の都合上連続技が強いです。単体火力ならスキルリンク組、全体火力ならふんか、しおふきあたりに注意が必要かもしれません。
ダブルバトルはあまり経験がありませんが、上から殴れると強そうなのでそれを目指します。あめふらしはいないので、ひでり+ようりょくそ、すなおこし+すなかき、ゆきふらし+ゆきかきが候補ですね。それと、○○○メイカー+かるわざもありますね。
特性がんじょうのポケモンにオレンのみやきのみジュースを持たせる動きが強いので、それも対策しておきたいですね。私は前回の大会できのみジュースを持っていないことに気付いて、本番直前にツボツボ狩りに出掛けました。
〈パーティ〉
メインはコータスマラカッチの並び。コータスが晴らしてマラカッチがお先してコータスが噴火する。眼鏡噴火はダブルダメでも等倍12-7ラインを確1にできるので基本はこれを押しつけていく。ドレディアの方が速いけど亀とマラを並べたかった先制技が強そうだったのでマラカッチを採用。
ついでにトリル展開できてコータスのHP管理ができるキュワワーも採用することに。
残りは適当に強そうなポケモン探しました。直前でガルーラのせいしんりょくが夢特性であることに気付いてTwitterで特性パッチを募集しました。つきひさん本当にありがとうございます。今必死にマックス鉱石集めてます。
〈戦績〉
はい。ボロ負けです。8世代ダブルがそもそも初めてな上考察も大分浅かったなぁと痛感。ダイマックスすると猫で怯まないの強いですね。
コータスマラカッチの並びで選出出来た試合はほぼ無し。ジジーロンのノー天気やらイエッサンのこの指やらで乱されまくって終わりました。 逆に戦いやすかったのはエアームドとガルーラの並び。猫+ダイジェットでガルーラのワザ範囲を上から押しつけていく感じが強かったです。せいしんりょくガルーラとダイマエアームドが並ぶので猫に強いのもgood。←こういうのを考察段階で考えられていれば……
〈反省点〉
圧倒的考察不足。イエッサンが強いのはわかっていたのにまったく対策が立てられていなかったので、ワイドフォース通りまくりこの指で吸われまくりとボロボロでした。猫防げて火力あって自分で猫も打てるとか最強か? 潮吹き噴火が強いって誰が言ったんだろう。 それと8世代からの仕様で素早さが常に再計算されるように変わったのも頭から抜け落ちてましたね。エルフーンが追い風する番にみんな守らず殴ってくるからおじいちゃんはびっくりです。
〈まとめ〉 楽しかったのでヨシ!また機会があれば再挑戦します。運営をしてくださった心葉さん、西中つきひさん、ありがとうございました。
ポケモンの分類方法について
仕事中になんとなく思い浮かんだことを書きなぐりました。時間を無為に使いたい人は是非読んでってください。
〈きっかけ〉
仕事中、いつものようにデッキ構築を考えていたときのことです。
『ガラルニャイキングってなんだ?ガラルじゃないニャイキングが別にいるのか?そもそもニャースの進化形ならニャイキングじゃなくてペルシアンって名前じゃないのか……?』
〈ポケモン世界の種の見分け方〉
ニャイキングは分岐進化的な物だと思いますが、要は『ポケモン世界においてポケモンの名前を決めるとき、種類を区別する基準はなんなのか』が気になってきたわけです。どこまでが同種、どこからが別種なのか、それをどうやって判別して命名したのかというお話です。
この記事でいう『別種』とは、図鑑に登録される名前が同一であるポケモンのことを言います。
例として4種類の見た目とタイプの異なる『ニャース』を用意しました。嘘です。カロスのやつだけ『ニャスパー』です。今回の記事はこいつらに『ニャース』と『ニャスパー』という別々の名前をつけた人々が、一体どのようにしてこいつらを別種であると突き止めたのか、といった内容です。
〈見た目の違い〉
まずはこちらをご覧ください。
見た目が大きく異なる2種類の『ニャース』、見た目のよく似た別種である『カラサリス』と『マユルド』。何も知らないポケモン世界の人が見たら、普通は上を別種扱い、下を同種扱いしそうです。つまり、ポケモン世界には見た目によらない判別方法がある可能性が高いです。
〈現実世界の種の分類〉
アプローチを変えましょう。我々はポケモン世界の住人ではないので、見た目以外の情報を得ることが難しいです。なので、現実世界で種を分類している方法をポケモン世界でも再現できるか否かを考えていきます。
現実世界で生物の種の定義は、『生殖的隔離がされていない個体群』です。ざっくりいえば、交配して子供ができ、その子供がさらに子孫を残していけるようであれば、それは同種とされます。残念ながら、ポケモン達はタマゴグループが同じであれば別種でも交雑ができるので、この基準は使えません。
〈タマゴの産まれやすさの違い〉
ゲームで預かり屋にポケモンを預けるとき、別種どうしでポケモンを預けた場合、タマゴが見付かりにくいという仕様があります。これがそのままポケモン世界に反映されているとすれば、『タマゴが見つかりやすいポケモン同士が同種である』という判別に使うことができそうです。え?性別不明や未発見グループのポケモンはどうやって分類するのかって?そりゃあお前………
〈結論〉
化石の遺伝子情報からポケモンを復元できるような世界ですからね。ポケモン世界の遺伝子技術があれば、ポケモンの遺伝子情報から同種か否かを判別することは容易でしょう。多分オーキドあたりが全ポケモンのゲノムデータを持ってて、新種が見つかる度に『こいつは新種だから図鑑登録、こいつは見た目新種っぽいけどニャースと同じ遺伝子持ってるからニャース』みたいな感じで仕分けてるんだと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。またなんか思い付いたら書きますのでよろしくお願いします。
【ポケカ】完全上位互換を探す
ポケカの毒にも薬にもならない記事です。暇な人は読んでってください。
〈はじめに〉
この記事における「上位互換」は、「完全上位互換」のことです。
例えば「ツインエネルギー」には、ツインエネルギーのデメリット効果のみを除外した「ダブル無色エネルギー」上位互換カードがあります。ツインエネルギーとダブル無色エネルギーを共に使えるルールにおいて、ダブル無色エネルギーを使わない理由がありません。しかし、サポート「リーリエ」は、一見すると「ベル」の上位互換カードのように見えますが、山札を多く引くというのは、山札の残り枚数が少なくなるということでもあります。よって、ここではこのようなカードは上位互換とは言わないこととします。
また、LEGEND以前のカードに関しては、古いカードの方が強い場合に限って紹介しています(紹介するカードは、ポケモンカード公式サイトでテキストが確認できるものに限ります)。
〈サポートの上位互換カード〉
「サナ」と「フウとラン」
「フウとラン」の効果の中に、「サナ」の効果がそのまま入っています。私が完全下位互換のカードに興味をもったのはこのカードがきっかけでした。「フウとラン」ってカード名は他のカードと並べるとややこしくなるので嫌ですね。
「シトロン」と「お嬢様」
雷エネルギー限定だった効果が、基本エネルギーならなんでもサーチできるようになりました。シトロンの方に「基本」の表記がありませんが、「デンジ」と「スピード雷エネルギー」の裁定から、特殊雷エネルギーはサーチできない裁定になっているようです。
「マーマネ」と「ヤロー」
2枚トラッシュ4ドローの効果はそのままに、トラッシュする枚数と引ける枚数を選べるようになりました。マーマネと同じくしばらくはスターターのサポートとして入ってきそうな性能してますね。
「ポケモンだいすきクラブ」と「ソニア」と「ハマナのリサーチ」
一番古いカードが一番性能が高いパターン。LEGEND以前のカードは公式の画像が小さくて見にくいですね。。
「カスミのおねがい」と「エニシダ」
「エニシダ」はDPより前のカードなので、公式のルールでは殿堂でも使用することはできません。入れるべきか迷いましたが、後から出たカードが下位互換になる珍しいパターンなので入れることにしました。
〈グッズの上位互換カード〉
「ツールスクラッパー」と「フィールドブロアー」
「ツールスクラッパー」が再録されたということは、「フィールドブロアー」の再録はないんでしょうね。
「エネルギー転送」と「エネルギースピナー」、「はかせのてがみ」
「エネルギースピナー」と「はかせのてがみ」は相互互換ですが、エネルギー転送だけは両方の下位互換になります。完全下位ではないので紹介はしませんでしたが、「ふうせん」や「げんきのハチマキ」やのように、剣盾シリーズには過去カードの調整版が多いですね。
「すごいつりざお」と「夜のメンテナンス」
「夜のメンテナンス」は戻す枚数を選べます。「すごいつりざお」が再録されてテキストが「夜のメンテナンス」と同じになっても誰も気付かないんじゃないですかね。
〈エネルギーの上位互換カード〉
「ツインエネルギー」と「ダブル無色エネルギー」
ニコタマは死んだ。
「シールドエネルギー」と「特殊鋼エネルギー」、「鋼エネルギー(特殊エネルギー)」
「特殊鋼エネルギー」と「鋼エネルギー(特殊エネルギー)」は当時ちゃんと別カード扱いだったんだろうか……
逆一位ダブル
逆一位杯に参加してきました。
〈考察〉
軸としたいのはヌケニン+バリヤードの並び。ヌケニンが珠影撃ちでバリヤードと相打ちになる。悪戯心置き土産を除けばこれが一番速い。
しかしこれでは残念ながらイエッサン入りの並びに勝てないので、それに勝てる並びを入れる必要がある。
イエッサン+アギルダーに勝つ方法として、封印ダイウォール+リオルの悪戯心まねっこで命懸けを封じるというのを考えた。が、これではどう考えてもダイウォール→イエッサンこの指→まねっこ(この指)の流れになるので没。
〈PT紹介〉
ヌケニン むじゃきAS252
バリヤード せっかちS252 最脆
バリヤードが猫で相手を止めつつヌケニンが珠影撃ちでバリヤードを落として自滅する。イエッサンに逆立ちしても勝てないのでイエッサンがいないときだけ出す。
モンメンエルフーンの置き土産でヌケニンの火力を削がれるとバリヤードが落ちなくなるのでファスガ+シャドークローのルートも取れるようにした。
アンコールは対パンプジン戦で影撃ちでヌケニンを落とされるとバリヤードが退場できなくなるため、影撃ちに下からアンコールを入れて次ターン以降の爆発を封じるための枠。メンハは知らない。
珠ダメでの相打ちは勝ち(つまり大会では負け)になってしまうので、相手を殴りつつ自分だけ退場するために峰打ちを採用。
手助けは威嚇で火力を下げられた場合になんとかするための枠。威嚇+なんかでヌケバリより速く全滅できる構築は考えつかなかったので猫を打つ必要はなさそう。
モンメン せっかちS252 最脆
エルフーン せっかちS252 最脆
イエッサンに弱く見えるイエッサン対策枠。エルフーンのミストフィールド→モンメンの襷すりかえで相手のイエッサンを生き残らせて2ターン目に置き土産で退場する。猫に弱いのでイエッサン入り以外には出したくないが、ヌケニンバリヤードと悪戯心の並びを見たらサイコフィールドが欲しくなるはずなのでそれを狙う。
パンプジンと並べて出す可能性も考慮して最脆&威嚇ケアの手助け採用。なやみのタネは湿り気ケア。
パンプジン小 AS252
ドガース せっかちAS252 最脆
パンプジンは猫無効の爆発要員。湿り気に弱いので除湿剤代わりのドガースを添えた。猫無効の爆発であればゲンガーの方が速いが、火力不足でドガースを落とせないので没に。特性を消せるのでサイコシードアギルダーより速く爆発できる。やむを得ず影撃ちを撃った場合にも全滅できるようにドガースに道連れを仕込んだ。
〈戦績〉
4-3 予選7人中3位(ベスト6になるのかな?)
書き方がややこしくなるが、ここからは
勝ち→lose表示。負けられたので勝ちの意味。
負け→win表示。勝ってしまったので負けの意味。
一回戦目
イエッサンにビビってドガスエルフーン出したらサイコメイカーじゃないやつ。相手のヌケニンが影撃ちで狙いの的イエッサン倒して負け。
二回戦目
イエッサンにビビってモンメンエルフーン出したらマタドガス爆発+デリバード猫の並びで負け。
三回戦目
イエッサンにビビってモンメンエルフーン選出。相手ヌケニン+ラルトスだったのでモンメンがヌケニンにすりかえ。普通の襷ヌケニン爆誕。そのまま置き土産で勝ち。書いてて気付いたけどS勝ってるなら普通に置き土産で勝ってたのでは。
P.S.ラルトスがゴツメ持ってたらしいのでトレース悪戯心置き土産して影空撃ちしてくれてなければ負けてました。なおさらなんで置き土産の勝ち筋に気付かなかったのか。
四回戦目
例によってモンメンエルフーン選出。相手バチンウニ+ニャオニクス♂。襷すりかえは猫で止められたので置き土産で火力削いで急所に当たらず勝ち。
五回戦目
迷ったがやはりモンメンエルフーン。相手ミストメイカーマタドガスとミストシードアギルダー。普通に置き土産して勝ち。
六回戦目
サイキッカー氏、ついにイエッサンが出てこないことに気付く。ヌケニンバリヤードで選出。相手ゲンガーパンプジン。猫は通らないが影撃ちケアでパンプジンにアンコールしつつヌケニン影撃ち。影撃ちが普通に通って勝ち。
七回戦目
六回戦目で学んだことを一切生かせずモンメンエルフーンを選出。レパル悪だからすりかえ通らんしそもそも特性消えてて先に動けないしで普通に負け。ヌケニンバリヤード出しとけばよかったやんけ。
〈総評〉
ヌケニンバリヤードを軸に据えるとは何だったのか。全試合ヌケニン出しとけば1/2以上の確率で勝ってた。優勝も珠ヌケニンだったので考察自体はあってたっぽい。
またなんかあったら書きます。それでは。